マインドフルネスとは? 圧倒的に人生を向上 -基礎編-
皆さん、マインドフルネスという言葉をご存知でしょうか?これは、GoogleやFacebookなど世界的な企業が社員教育としても実践されている方法です。
日本ではまだまだ馴染みが薄いので、マインドフルネスとは一体何なのかを今日は簡単に紹介していこうと思います。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは、一言で言ってしまうと「今ここに集中している という心のあり方」です。雑念を持たず、リラックスしてただ今だけに集中して研ぎ澄まされている状態です。
スポーツ選手が、大一番で最高のパフォーマンスを発揮できるのも、このマインドフルネスの考え方が活かされています。
元来、マインドフルネスは仏教の概念でしたが、心理学や医学の分野でストレス低減法として取り入れられるようになり、徐々に一般化していきました。そのプロセスにおいて、呼吸を意識することで集中力向上などの効果が見出されるようになり、Googleの研修プログラム(「SIY」(Search Inside Yourself))にも取り上げられるなど、ビジネスシーンでも積極的に導入する企業が増えてきています。
マインドフルネスの効果
・ストレスの軽減
・不安や恐怖の解消
・集中力アップ
・学習能力・記憶力アップ
・リラックス効果
・睡眠導入効果
・免疫力アップ
・うつ病の再発防止
なんとこれだけの効果があるとされています。
マインドフルネスの実践
マインドフルネスは具体的に何をやるのかですが、主に瞑想が挙げられます。基本的に難しいことは一切やりません。誰でもすぐに実践できるのがその特徴ですから気軽にやりましょう。姿勢を正して、ただ自分のしている「呼吸」に意識を向けるだけです。
姿勢を正す
立っていても座っていても構いません。骨盤を起こして安定させ背筋を伸ばし、体を軽く揺すって体の中心を探ります。肩の力を抜き顔の力も抜いていきます。目は軽く閉じるか、半眼でどこか一点を見つめるようにします。
呼吸に集中する
ゆったりと気持ちの良い呼吸をしていき、繰り返される呼吸にただ意識を集中します。呼吸に意識を向けるのは、雑念から離れ、今ここの身体感覚とつながるためです。呼吸以外のものに意識が向いたら、また呼吸に意識を引き戻していく。ただそれを繰り返していきます。
ただ呼吸に意識を向けるといっても、やってみるとなかなか難しいと感じるかもしれません。コツとしては、吸った空気が喉を通って体中に流れていくことをイメージしたり、呼吸に合わせて肺が縮んだり膨らんだりするイメージを持つことです。
何か思考が浮かんできたら「雑念」と心の中で唱えてそれを手放して、また呼吸に意識を戻していきます。この手法を「ラベリング」と言います。必要なら使ってみましょう。
こちらの動画も、簡単に瞑想のやり方を説明しているので是非参考にしてみてください。
最初はたったこれだけ!1日数分程度の瞑想でいいと思います。
これだけで少しずつ精神的に安定してくるのがわかると思います。瞑想以外にもいろいろとやり方はあるので、また後ほど紹介していきたいと思います。