心にいつも余裕を持たせる習慣術
努力しても結果が出なくて焦ってしまうことってありますよね。それは、周囲の評価ややってきたことへの成果にこだわりすぎているのかもしれません。
そうすると、どうしても心に余裕が無くなってしまいますよね。人生には失敗も成功も無いのです。あるのは結果だけです。
今日は心に余裕を持たせる習慣術を紹介していきたいと想います。
①いつもあるのは「結果」だけ
行動したことに対してどんな結果が出ようと、そこで終わってしまうことはありません。人生はその先も続いていきます。「失敗」と思ったことも、考え方を変えれば「結果」の1つなのです。「結果」はつぎに向かうための「出発点」になります。
たとえ期待通りではない結果が出たとしても、それを次に活かしていく習慣をつけましょう。
②頑張りすぎない
頑張ることは大事ですが、頑張りすぎてしまうのはよくありません。
期待に応えようとするがために背伸びをするのはやめましょう。期待に応えたいのなら、むしろ普段どおりの自分、いつもの調子で頑張りましょう。自分を実際以上によく見せる必用は決して無いのです。
人は他人のいいところを案外見ているものです。ありのままの自分でいていいと思えれば心にも余裕ができてきます。
③コンプレックスは思い切って放っておく
人は誰しもコンプレックスがあります。本人がつらいと思っている以上、誰に何と言われようとつらいですよね。「気にするな」と言われても気になりますよね。それが、コンプレックスというものです。
つまり、コンプレックスに悩んでいる間は、そこから抜け出す道が無いのです。忘れようとする程かえって気になってしまうものです。
ではどうすればいいか。1番大事なのは放っておくことです。そんなの無理と言われそうですが、一生悩み続けるコンプレックスって意外と少ないものです。慣れて、受け入れて、気にならなくなる日をひたすら待つことが解決法の1つです。それがわかると、今は頑張れることに熱中しようという気になってきます。
④嫌な記憶は翌日に持ち越さない
よく1日の終わりに、今日起こったことを反省してから寝るという習慣をつけている人がいます。ただ、これはあまりオススメしません。なぜなら、脳は寝ている間に記憶を整理し、長期記憶をしてしまうからです。失敗したことを1日の最後に反省することは、マイナスなイメージを次の日に持ち込んでしまうということになります。
精神科の医師であり多くの著書を執筆されている齋藤茂太さんは「今日もいい1日だった」といって眠りにつくことをオススメされています。これが、心をいつも良い状態に保つ習慣の1つです。